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間違った発音で英語を発音する日本人の歌手日本人の歌手が英語の入った歌詞の歌を歌うと、ずいぶんひどい英語の発音で歌っていることがあります。時々完全に間違った発音で英語を発音していることもあります。そう言う場合、聞いていて、どうしてもかなり不快に思ってしまいます。例えば、worryと言う単語を「ウォーリー」と発音している歌の入ったCDを持っていますが、聞く度に「ゲ〜」と思ってしまいます。一生懸命歌っている歌手の人のには、申し訳ないです。しかし、どうしても聞くに堪えません。例えば、「すずめ」を「するめ」と発音している様なものです。童謡「雀(すずめ)の学校」が「するめの学校」になっているような感じです。「するめの学校」って、いったい何なのでしょうか?(笑)英語の入った歌詞やまさに英語だけの歌詞を歌う時は、しっかり英語の発音を勉強してもらいたいものです。難しいとは思いますが、英米人が聞いても、おかしいと思わないレベルまで練習してほしいと思います。間違った英語の発音をしないこと、聞かないことが大切歌だからと言って、間違った発音を使うのは、英語の勉強に非常によくありません。常に正しい発音で英語を発音するようにしないと、いざという時に間違った発音で英語を発音し、大失敗してしまう可能性が高くなります。それは発音に限らず、あらゆる点について言えることです。間違った英語を使ったり、間違った英語に接するのは、極力避けるようにしないといけません。知らない間に間違った英語を覚え込んでしまうからです。英語は間違ったことを覚え込むと、後で直すのが難しいので、なおさらです。 間違った英語の書かれた日本製の文房具が問題に昔、日本製の文房具が東南アジアに輸出されるようになったものの、文房具に書かれている英語が間違っているために東南アジアの国々のお母さんたちの間で大変評判が悪いという話を英字新聞『The Japan Times』で読んだことがあります。日本製の文房具に間違った英語が書かれているため、子ども達が間違った英語を覚えると言うのが、その理由です。その東南アジアのお母さん方の懸念は正しいです。たとえ文房具であろうと、間違った英語が書かれていれば、英語学習上、非常によくありません。正しい英語を習得するためには文房具などにも正しい英語を今も日本の文房具が東南アジアに輸出されているかどうかは知りませんが、昔、米国のオハイオ大学で教えていたとき、マレーシアから留学で来ていた中国系の女子学生が授業が終わってから、教壇にいる私のところに自分の筆箱を持ってきて、教卓上の私の筆箱と比べて見せ、"Same!"と言って、笑っていたことがあります。微妙に違うところがあるものの、どう見てもそっくりで、日本製品はこんなところにまで来ているのかと思い、ちょっと感動しました。その筆箱は、マレーシアで買って、アメリカまで持ってきたのだそうです。しかし、英語のできない日本人のデザイナーが適当に書いた間違った英語まで東南アジアに広めてしまっては、ちょっと恥ずかしいかもしれませんね。外国の人にも迷惑をかけることがないように、文房具などにも正しい英語を書くようにしましょう。みんなのためです。正しい英語を習得するためには、そう言う細かなところにも配慮が必要です。 |
2008年5月2日 |